ベストビーチに前浜/ダイブ&トラベル大賞
ダイビングエリアは3位
「マリンダイビング」を発行する水中造形センター主催の「ダイブ&トラベル大賞2017」で、下地与那覇の前浜ビーチが、国内初のベストビーチ世界第1位に選ばれた。国内ダイビングエリア部門では3位にランクインした。下地敏彦市長らが14日に発表。「多くの観光客とダイバーが前浜を評価してくれた。この宮古島の砂浜と海の美しさを自信を持ってアピールしていきたい」と喜んだ。
この賞は、月刊「マリンダイビング」の読者と毎年4月に開く「マリンダイビングフェア」の来場者による投票で決める。ダイビングおよびビーチリゾート業界の人気ランキングだ。
全11部門への投票総数は6676票。このうちベストビーチ部門には2684票の投票があり、国内外の対象ビーチの中で前浜が最多182票を獲得して世界第1位に選ばれた。同部門で国内のビーチが第1位に選出されたのは初めて。
2位はロタ島のテテトビーチで148票。3位には143票で阿嘉島のニシバマビーチと久米島のハテの浜が選ばれた。国内ビーチが高く評価されている。
一方、国内ダイビングエリア部門は沖縄が3位までを独占。1位石垣島、2位沖縄本島、3位宮古島の順だった。宮古島は魅力的な地形スポットなどが投票者の人気を集めた。
両部門での入賞を受け下地市長は「宮古島に訪れた人がたくさんいたということが裏付けられた。前浜ビーチはもとより、宮古の海は宮古ブルーと呼ばれるほど美しい。その評価の広がりが大きい」とし、「今後も自信を持ってアピールしていきたい」と話した。
会見には、このほど都内で表彰を受けた垣花和彦観光商工局長をはじめ宮古島美ら海連絡協議会の狩俣武則さんも同席した。