今年は高校生2人/トライスターター
手登根君と赤嶺さん
今月23日に開催される「第33回全日本トライアスロン宮古島大会」のスターターについて19日、大会実行委員長の長濱政治副市長が会見を開き、宮古高校3年の手登根武魁君と宮古工業高校3年の赤嶺南緒さんの2人が選ばれたことを発表した。
手登根君は先月、石川県で開催された第32回全国高等学校選抜大会の重量挙げ105㌔超級で優勝するなど活躍が認められた。
赤嶺さんは、一昨年9月に行われたWRO(ワールド・ロボット・オリンピアード)ジャパン2015決勝大会パイロット競技で準優勝するなどの活躍が評価された。
今回、トライ事務局では、昨年公職選挙法が改正され選挙権が18歳に引き下げられて高校生も社会的に重要な役割を担うようになったほか、これまでの大会で各種ボランティアスタッフとして運営を支えてきたことなども考慮して、今年のスターターを高校生にすることを決めた。
会見で長濱副市長は「これまでボランティアとして支えてくれた高校生を今年は主役にしたいと思いスターターに決めた。選ばれた生徒が活躍することで高校生全体のモチベーションの向上にもなると思う。こうした経験を通して将来にわたり大会を支え、さらに選手として参加することにも期待している」と話した。
選考については高校校長会へ依頼し、4高校から男女2人の合計8人が推薦された。最終選考はトライ事務局で行い、8人から手登根君と赤嶺さんが選ばれた。
そのほかの6人についても大会当日は、補助員としてスターター船に乗船する。