選手登録受付スタート/全日本トライアスロン宮古島大会
本番へ緊張高まる/きょうドームで開会式
今月23日開催の第33回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)の出場選手登録受付が20日午後から、JTAドーム宮古島で始まった。受付はきょう21日午後6時までで、午後7時からは同会場で開会式・ワイドーパーティーが行われる。
第33回大会には1661人が出場を予定していて、そのうち県外からの参加は1344人、宮古島を除く県内からは120人、宮古島から76人、海外からが121人となっている。
出場選手登録受付初日は午後1時から同5時まで行われた。島外から来島した選手たちは4月1日に供用開始したばかりの真新しいドームで、ゼッケン番号とバーコードが記載されたリストバンドを手首に巻いてもらい、端末でバーコードを読み取り登録を済ませると、スイムキャップや着替え袋などの支給品を受け取った。宿泊するホテルなどからレース用の自転車で受付に訪れる人や、空港から直接歩いて訪れる選手たちも多く見られた。
今回が初出場となる金高純子さん(51)=愛媛県=は「4年前からトライアスロンを始めたが、すぐに友人から宮古島大会は自然がきれいで素晴らしいと聞き、宮古島大会出場を目標に練習を積んできた。競争率が高いと聞いていたので初の申し込みで出場できありがたい。目標は完走。制限時間の1秒前でもよいので完走したい」との思いを述べた。
今回が3回目の出場となる真野玲(さとし)さん(44)=神奈川県=は「2007年、08年に出場してから海外勤務になってしまい出場できないでいたが、戻ってきたのでまた挑戦したいとエントリーした。こんなにも海がきれいな環境でレースができるのはうれしいし、島全体で盛り上がる大会なので楽しみにしている。目標は200位以内を目指したい」と語った。
選手登録受付2日目はきょう21日午前9時から午後6時まで。同6時40分からは選手を対象とした競技説明会。同7時からは開会式・ワイドーパーティーが開かれ、前回大会優勝者の戸原開人選手による優勝杯返還や選手宣誓などが行われる。
大会は23日午前7時、与那覇前浜でのスイム競技からスタートする。