前回覇者 戸原来島/トライ大会
3連覇へ強い意気込み
第33回全日本トライアスロン宮古島大会開催まであと3日となった20日、昨年、一昨年と2大会連続優勝を果たしている戸原開人選手(28)=神奈川県=が宮古入りした。レース本番へ「とにかく今年も優勝するのだという気持ちで臨みたい」と3連覇へ強い意気込みを語った。
ディフェンディングチャンピオンとして今大会に向け「もう一度頂点に立つためにトレーニングを積んできた」と振り返る戸原選手。本番では「何としてでも一番でゴールできるよう頑張りたい」と決意を示す。
前回大会ではバイクでトップに立ち、ランで引き離す展開で優勝を決めた。今年の展望については「できればランまでにアドバンテージを取る展開を狙っているが、どんな展開になっても自分のベストを尽くして優勝したい」と言う。
今大会最大のライバルとしては外国人招待選手の一人であるキャメロン・ブラウン選手(44)=ニュージーランド=を挙げる。「世界のトップ選手の一人。私より実力、実績がある」と高く評価する一方で「ここは日本の大会。地の利を生かして彼に勝てるよう頑張りたい」と闘志を燃やす。
宮古島大会を「日本一の大会」と称賛する戸原選手は今回で6回目の出場となる。「島内のことやレースまでの段取りも分かっていて、落ち着いて行動ができるので、海外の大会に比べるとすごい安心感がある。島にいると至る所で『戸原選手頑張れ』と名前で応援してもらえるところがうれしい」と語る。
宮古島のファンに向けては「今年も優勝して、3連覇できるよう頑張るので、応援をお願いしたい」と呼び掛けた。