愛犬のしつけ教室/本社主催
プロ訓練士が実演で紹介
「第2回愛犬のしつけ教室」(主催・宮古毎日新聞社)が22日、メイクマン宮古店で行われた。犬を連れた飼い主やその家族ら21人が参加。愛犬の健康管理法やドッグトレーナーから、犬の効果的なしつけ方法などを学んだ。
このイベントは、「より快適に、もっと楽しく愛犬と暮らそう」をテーマに昨年から開催され、今回で2回目。
麻布十番犬猫クリニック宮古分院の瀬尾和馬副院長が、「愛犬の健康管理」と題して講話。ドッグトレーナーの平安山良孝さんは、しつけの実技講習会を行った。
平安山さんは、自らしつけの方法を実演し、参加者にわかりやすく飼い犬との接し方について説明した。
「犬のしつけ」について、平安山さんは犬には反省心がないことや、褒めには「静」と「動」があり、「しかり」はそのときの行動を止めることが重要であることを紹介した。
会場にはおやつ試食コーナーや、犬、猫に関するパネル展、ミニアジリティ(障害物競走)体験コーナーが設置され、参加者たちは犬との関わりについて改めて認識を深めていた。
パネル展では、2016年度の1年間で保健所に収容された犬頭数で、宮古は383頭が収容され、その数は東京都全体とほぼ匹敵する数値であることなどが紹介されている。
その原因については、放し飼いが大きな原因の一つであるほか、飼い主の意識改革が必要であることを訴えている。