健やかな成長願い/平良庁舎
児童福祉週間前に こいのぼり掲揚
5月5日から始まる児童福祉週間を前に、市役所平良庁舎で25日、島の子供たちの健やかな成長を願う毎年恒例の「こいのぼり掲揚式」が行われた。
式には市内の公立、法人、認可外の計24の保育所・園から433人の園児が参加。新聞紙などで手作りした「かぶと」をかぶり、息を合わせてロープを引っ張った。
式の最中は曇り空だったが、園児たちは雲の隙間から差し込んだ日差しと青空に向けて元気なこいのぼりを泳がせた。
集まった園児たちに下地敏彦市長は「お父さん、お母さん、先生の言うことをしっかりと聞いて、このこいのぼりのように健康で健やかに成長してほしい」と呼び掛けた。春風を受けて力強く泳ぐこいのぼりに、園児たちからは大きな拍手と歓声が起こった。
その後、「こいのぼり」の歌と「童のクイチャー」を全員で歌い踊ったほか、宮古島市のイメージキャラクター・みーやが登場すると園児たちは大喜び。一緒に記念撮影も行われた。
そのほか、市からは参加園児に対してお菓子もプレゼントされた。
児童福祉週間の行事として、園児たちの力作451点が展示された絵画展が5月8日まで、市役所各庁舎ロビーで開かれている。