宮古観光の拠点に/前浜海浜広場
「エ・ス・カサ」がオープン
指定管理者の「いちば」/ウィンディをリニューアル
市ふれあいの前浜海浜広場の指定管理者に昨年10月、市から指定を受けた「いちば」(與那覇翔太郎社長)は27日、リニューアル工事を行ってきた「ウィンディまいばま」を新たに「MIPAMA ES SU CASA(マイパマ・エ・ス・カサ」としてグランドオープン。関係者を招いてのオープニングセレモニーを行い、新たな門出を祝った。
スペイン語で「我が家のようにくつろいで」という意味を持つ名称の同施設は、海開きが行われた4月2日からプレオープンしていて、ゴールデンウイークを前に今回、グランドオープンとなった。カフェメニューやバーベキュー、ドリンクなどを提供するほか、宮古島産の原料を使った特産品の販売なども行う。夏のシーズン期間は無休で、営業時間は午前9時から午後9時まで。
ビーチリゾートウエディングの申込受付も行うほか、6月からはタイなどでタクシーとして利用されている三輪自動車「トゥクトゥク」のレンタル開始も予定している。
オープニングセレモニーで與那覇社長は「昨年10月から指定管理者として取り組み、少し時間は掛かったがこの日を迎えることができた」とした上で「世界に誇れる前浜ビーチを守っていけるよう、周囲の環境整備はもちろん、この海を通して宮古島を世界へアピールできるよう努めていきたい」との考えを示した。
参加者たちは全員で乾杯し、同施設のグランドオープンを祝った。