政治・行政
2017年4月28日(金)9:02
悪天候で成果ゼロ/市のイノシシ駆除
2日間の作業が終了
宮古島市によるイノシシの猟銃駆除が27日、前日に引き続き北海岸一帯で実施された。狩猟犬でイノシシを追い詰めて猟銃で仕留める形での駆除を試みたが、風雨が強かったことなどから狩猟犬が臭いからイノシシを探す出すことがうまくいかず、2日間の駆除数はゼロで今回の駆除作業が終了した。
駆除作業は市の職員と県猟友会石垣、竹富両地区のメンバー計40人が午前8時ごろから実施。今回は浦底海岸から比嘉ロードパーク周辺を中心にイノシシの捜索を行ったが、風雨が強いことなどから狩猟犬が臭いを確認することが難しく、イノシシの姿を確認することもできないまま、午後5時ごろに作業を終えた。
市農政課の松原直樹課長は「この悪天候ではイノシシを見つけ出し駆除することは難しかったと思う。周辺の地形など今回の作業で分かった部分もあるので、今回の経験を踏まえ、今後の対策を検討していきたい」との考えを示した。