宮古島卓球クラブV/ホープス小学卓球
池間夢良さんは個人も制す
小学卓球の第35回全国ホープス大会兼全農杯全日本選手権大会県予選が4月30日、県立武道館であり、女子団体で宮古島卓球クラブが優勝、宮古島ホープスが3位に入った。個人戦では女子ホープスの部で同クラブの池間夢良さん(平良第一6年)が優勝し、2冠を飾った。団体優勝の宮古島卓球クラブは8月の全国大会出場権を獲得。個人戦では池間さんら3人が7月の全国大会に挑む。
団体は4シングルス、1ダブルスで争う。女子の部を制した宮古島卓球クラブは、前身の宮古南星クラブから数えると4連覇。池間さん、喜久山愛さん(東6年)、宮国由梨乃さん(平良第一4年)、池間優衣さん(同4年)というオーダーで連勝記録を伸ばした。
最も苦しんだのは準決勝の琉球アスティーダ戦。2シングルス、1ダブルスを終えて1-2と劣勢を強いられた。第4試合を落とせば敗戦の場面だったが、エースで主将の池間夢良さんが逆転勝利、続く第5試合も喜久山さんが取って決勝進出を決めた。決勝は4-1で快勝した。
主将の池間さんは「団体戦が取れてうれしい。自分が勝たないと負けると思うと不安だったけど、勝つことができて良かった」と振り返った。全国大会に向けては、「予選リーグを突破して決勝トーナメントに進みたい」と抱負を話した。
女子団体3位に入った宮古島ホープスのメンバーは砂川藍衣(あい)さん(北5年)、上里みなみさん(平良第一5年)、狩俣あい梨さん(同4年)。
個人戦は女子ホープスで池間さんが優勝、宮古島ホープスの砂川さんが3位に入った。男子カブでは宮古島ホープスの方祥人君(平良第一4年)が準優勝、女子カブでは同ホープスの狩俣さんが準優勝した。同部門では、宮古島卓球クラブの宮国由梨乃さんと池間優衣さんが3位に入った。
男子バンビの部では上地悠生君(南2年)が3位に入るなど、各部門で宮古勢の活躍が光った。
全国大会は個人戦が7月に神戸市で、団体戦は8月に東京都内で行われる。