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2017年5月10日(水)9:04
宮古島市に4028万円交付/内閣府
子どもの貧困対策支援費
【那覇支社】内閣府沖縄担当部局はこのほど、「沖縄子どもの貧困緊急対策事業」として今年度、県と30市町村に10億6400万円の交付を決定した。同事業は昨年度から実施しており、専門知識や経験を持つ支援員の配置や研修、子どもの居場所づくりの運営支援の資金として活用される。
宮古島市には、今年度は4028万3000円を交付する。内訳は支援員を配置する「子どもの貧困対策支援員事業」が588万8000円で、福祉部に支援員2人を確保する。また、生活指導や子どもサポート教室・学習の援助をする「子どもの居場所の運営支援事業」には3439万5000円を交付し、市内4カ所で支援を行う。
県内全体では、29市町村に支援員を計121人を配置するのに、10億6400万円のうち3億5900万円をあてる。食事や生活指導・学習支援をする居場所づくりには、県と26市町村の計135カ所に、計6億4200万円を交付する。