宮古発着便の利用好調/GW期間の航空3社発表
【那覇支社】日本トランスオーシャン航空(JTA)と全日本空輸(ANA)、琉球エアーコミューター(RAC)の3社は11日までに、ゴールデンウイーク期間中(4月28日~5月7日)の宮古空港発着便の利用状況を発表した。3社を合計した利用客の延べ人数は約4万7000人で、昨年に比べ約8・9%増加した。
利用客数が増えたのは、JTAが一部に新型機を導入し、RACが2月から座席数が席増えた新たな機材を導入したことなどが主な要因とみられる。
羽田ー宮古線の利用者数は、JTAが2869人(利用率86・9%)で前年比15・1%増、ANAは4680人(同80・6%)で同58・9%増となり、2社合計では7549人だった。ANAが運航する関西ー宮古線の利用者数は、2616人(同78・8%)で、同1・7%減だった。
那覇ー宮古線は、JTAの利用者数は2万222人(同82・9%)で前年比で15・4%増となった。ANAは1万2472人(同77・6%)と、前年に比べ11・0%減少した。RACは741人(同74・1%)で53・7%増えた。
RACが運航している多良間ー宮古線の利用者は1132人(同56・6%)で、前年比11・4%の増加となった。
石垣ー宮古線は、RACの利用者数が1254人(同62・7%)と前年比21・4%増。ANAは893人(同26・9%)で1・9%増となった。