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社会・全般
2017年5月13日(土)9:04

泡盛の女王、普及に決意

金城さんら3人が副知事表敬


富川副知事(右から2人目)を表敬訪問した「2017泡盛の女王」の多良間さん(右端)と、(左から)スピーナさん、金城さん=12日、県庁

富川副知事(右から2人目)を表敬訪問した「2017泡盛の女王」の多良間さん(右端)と、(左から)スピーナさん、金城さん=12日、県庁

 【那覇支社】2017年度の「泡盛の女王」が12日、県庁に富川盛武副知事を表敬訪問し、新たに泡盛の女王となった多良間香織さん(30)=那覇市=ら3人は、富川副知事に今後の活動への抱負や意気込みを話した。

 県酒造組合(玉那覇美佐子会長)が2月に北中城村のイオンモール沖縄ライカムで開催した「第32回泡盛の女王選出大会」で、28人の応募者の中から、夫の両親が宮古出身の多良間さんや、金城ひなのさん(22)=与那原町=、スピーナ瑛利香さん(22)=北中城=が選ばれた。

 多良間さんは「さまざまな世代に愛される酒として、この1年間頑張ってPRしていきたい」、金城さんは「沖縄の文化のひとつである泡盛を、1年間かけて普及させていきたい」、スピーナさんは「この1年を3人で力を合わせて、泡盛のPRをしていきたい」とそれぞれ抱負を述べた。

 これに対し、富川副知事は「これから沖縄の泡盛を世界に広めていけるように頑張ってほしい。いま出荷量が少し落ち込んでいるので、皆さんのPRによって消費が高まるよう期待したい」と激励した。

 訪問を終え、多良間さんは「宮古島にはたくさんの酒造所や銘柄があるので、皆さんで泡盛を大いに盛り上げて、楽しんで飲んでほしい。宮古に行く機会を楽しみにしている」と笑顔で話していた。


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