質の高い保育環境提供へ/てぃだの子保育園
新園舎落成を盛大に祝う
社会福祉法人海陽の会「てぃだの子保育園」(友利光則理事長)の新園舎落成式典・祝賀会が13日、平良下里にある同園で行われた。友利理事長、友利早苗園長ら関係者多数が参加し、子どもたちの新たな成長の場を盛大に祝った。
同園の前身である「つくし保育園」は1985(昭和60)年に民間アパートを借りてスタート。以来33年間多くの子どもたちが巣立ち、県内外の各界各層で活躍している。新しい保育園は「子ども子育て支援事業」を受け、今年4月1日に開園した。
式典では、子どもたちが新しい園歌を元気いっぱいに合唱し、友利理事長らを喜ばせた。
友利理事長は「法人、園名名称の由来のように、太陽(てぃだ)と美しい海の宮古島の自然のように光り輝いて成長していく子どもたちのために、職員はもとより保護者と地域の皆さんとともに子どもたちの健やかな成長を育みながら子育ての応援をしていく」と決意を新たにした。
下地敏彦市長(代読)は「てぃだの子保育園は、幼児期からの豊かな心身の発達や人間性、社会性の形成の上で、さまざまな大人たち、子どもたちと触れ合うのでとても重要なこと」と述べた。
その上で「本市としても、待機児童の解消や、子育て支援拠点の整備、放課後児童対策、利用者支援の強化、ワーク・ライフ・バランスの普及促進など、全ての子どもにとって質的に優れた保育環境が提供できるように取り組んで行く」と話した。
次いで友利理事長が、ライフ設計(与那嶺耐代表)、先嶋建設(黒島正夫会長)、島尻和彦司法書士に感謝状を贈呈した。
祝賀会では、趣向を凝らした余興が披露され、盛り上がった。