県総体 柔道が開幕/高体連
16校100人出場、きょう団体戦
県高校総合体育大会男子第61回、女子第28回柔道競技が19日、宮古総合実業高校で開幕した。今大会の出場選手は16校100人。20日に団体戦、21日に個人戦を行う。宮古勢の出場は宮総実のみ。柔道競技の宮古島開催は11年ぶり。
男子団体は前回優勝校の沖尚が軸。豊見城南、那覇西、興南が対抗する。女子は沖尚と豊見城南の争いが予想されている。
10校で争う男子はトーナメントを勝ち上がった4校で決勝リーグを行う。宮総実は興南に勝てば決勝リーグに進む。女子は4校による決勝トーナメント。
21日の個人戦は男女とも7階級で争う。
開会式で県高体連の棚原秀則会長は「日ごろの稽古の成果を発揮し、悔いのない試合を」と激励。下地敏彦市長(代読)は「この大会を足掛かりに、東京五輪に羽ばたく選手が現れることを期待する」と述べた。
生徒を代表し伊良部高校の羽地未来さんが「ようこそ宮古島へ」と歓迎。「それぞれの目標に向かって頑張ってほしい。宮古島の高校生が一体となって応援している」と激励した。
沖尚の崎山寛二主将が選手宣誓し、「練習の成果を十分に発揮し、正々堂々闘うことを誓います」と2日間の全力競技を誓った。
20日の団体戦は午前10時30分に始まる。