返り咲きへ気勢/多良間村長選
下地氏が事務所開き
【多良間】任期満了に伴う多良間村長選(6月20日告示、25日投開票)で、前村長の下地昌明氏(65)は21日、同村塩川で後援会の事務所開きを行った。大勢の支持者らが参加。返り咲きで通算3期目を目指して気勢を上げた。下地氏は「2期8年の実績がある。豊かで明るく活力と元気あふれる村づくりに取り組んでいきたい」と決意を示した。
西平幹後援会長は「過疎化が進んでおり、人口を増やすことが村の発展につながる。実績と行動力のある下地氏に、村のかじ取り役を任せよう」と強調。議員有志会を代表して森山実夫氏は「下地氏は行動力と実行力を兼ね備えている」と述べ、支持を呼び掛けた。
登壇した下地氏は「4年間、村のこれからをじっくり考えてきた。八つの公約実現に向け、関係者を交えてしっかりと取り組んでいきたい」と支持を訴えた。
最後は西平一秀青年部長が音頭を取り、全員で「ガンバロー三唱」を行い、団結を再確認した。
事務所開きは当初、塩川の後援会事務所で行われる予定だったが、悪天候のため、途中で会場を塩川集落センターに移して開いた。
村長選では、現職の伊良皆光夫氏(61)が立候補を表明。事務所開きも終えており、両氏による一騎打ちの公算が大きい。