比嘉の王者祝い懸垂幕/宮古島署
「一日警察署長」協力に感謝
宮古島署(大城辰男署長)は23日夕から、同署に比嘉大吾選手のWBC(世界ボクシング評議会)の世界フライ級王者誕生を祝う懸垂幕を掲げた。同署で2016年1月5日、当時WBC世界ユース・フライ級王者だった比嘉大吾選手が「110番の日」にちなみ、「一日警察署長」を務めた。
掲げられた懸垂幕は長さ約7㍍、幅90㌢で「祝ボクシングWBCフライ級比嘉大吾世界王者誕生」と書かれている。
この懸垂幕は、宮古島署、宮古島地区交通安全協会(安協)と同防犯協会が作製し、掲げている。
大城署長は「一日署長で協力してもらった。その感謝とお祝いの意味と、宮古にとって明るい話題をこれからも提供し続けてほしいとの思いで、3者で協力して作った。スポーツはルールを守って競技が行われる。そのスポーツを通して、ルールを守ることを示し、青少年の健全育成などにも協力してほしいとの願いも込めた」と話した。
比嘉大吾選手の支援団体、白井・具志堅スポーツジム宮古島応援会(下地恵茂会長)は、6月11日午後に西里通りで、祝勝の凱旋(がいせん)パレードと、同日午後7時から市内のホテルで祝賀会を予定している。