31個人、団体を表彰/宮古島地区交安協総会
地域の交通安全に功労
宮古島地区交通安全協会(新里孝行会長)の2017年度第60回定期総会と、交通安全功労者らの表彰式が26日、市内のホテルで行われた。表彰式では31の個人と団体・事業所に宮古島警察署の大城辰雄署長と新里会長連名の表彰状と感謝状が贈られた。総会では16年度事業報告と収支決算、17年度の事業計画案、収支予算案なども審議され、原案通り承認された。
表彰式のあいさつで新里会長は「皆さんの尽力と活動のおかげで今年の3月11日には交通死亡事故ゼロ1年を達成した。これからもこれまでに培った知識と経験を生かして地域の交通安全のためになお一層の尽力を期待している」と呼び掛けた。
また、大城署長は「受賞者の皆さんが地域における交通安全活動のリーダーとして献身的に取り組んでいることに感謝している。これからもそれぞれの職場、地域の中核として活躍してほしい」とあいさつした。
来賓あいさつで、長濱政治副市長は「宮古の交通安全は表彰を受けた皆さんと関係機関、団体が一体となって取り組むことが大切。さらなる献身的な活動をお願いしたい」と呼び掛けた。
受賞者を代表して多良間弘吉さんは「この受賞を契機に、地域から交通事故の犠牲者を出さないための活動をさらに頑張りたい」と決意を示した。
そのほか、県警本部の梶原芳也交通部長と県交通安全協会連合会の比嘉良雄会長からも祝辞が寄せられた。
17年度事業計画としては、安全で住みよい圏域の実現を目指して▽住民の理解・協力を確保するための広報啓発事業▽交通事故の実態を踏まえた実践的な交通安全指導・教育▽道路交通法の法令規定に基づく、委託事業などが盛り込まれた。