販売額10億円へまい進
JA野菜・果樹生産連絡協/第15回定期総会
JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会(池間義光会長)の第15回定期総会が30日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれた。同協議会や関係機関、JAが一体となり、販売額10億円達成に向け、安全・安心な農作物づくりにまい進することを盛り込んだ2017年度事業計画などを承認した。優秀な成績を上げた生産農家も表彰し、さらなる生産技術の向上に期待した。
今年度の農産物販売計画は▽カボチャ(550㌧、1億6560万円)▽ゴーヤー(990㌧、3億9600万円)▽トウガン(827㌧、1億6890万円)▽インゲン(81㌧、8910万円)▽マンゴー(52㌧、6288万円)▽オクラ(107㌧、8600万円)-など。
出席者からは、前年度の各支部活動費の予算額に対し、決算額の減が指摘され「活発な活動を期待する」とした意見や、本土で行われたプロモーション事業販売促進について「宮古野菜のPRのために、今後とも継続して実施してほしい」などとした要望があった。
冒頭、あいさつした池間会長は「安心・安全な農産物づくりにまい進していくとともに、市場を含む県内外から期待されている販売高億円の早期達成に向け強力に取り組んでいく」と決意を表明した。
表彰された生産農家は次の通り。(敬称略)
【販売額総合の部】①砂川好徳(城辺)②渡真利兼(上野)③砂川博紀(城辺)
【品目別販売額の部・カボチャ】①宮国辰彦(伊良部)②池間健吉(同)③伊佐ヒデ子(同)
【メロン】①盛島健有(城辺)②友利研一(同)③仲里成繁(上野)
【ゴーヤー】①渡真利兼(上野)②砂川博紀(城辺)③砂川好徳(同)
【オクラ】①奥平広吉(城辺)②宮国健(伊良部)③長浜雄孝(下地)
【トウガン】①新里智彦(上野)②下地博和(同)③池間一男(城辺)
【インゲン】①島尻秀樹(下地)②新垣和則(城辺)③上地宏明(下地)
◎特別表彰の部(花と食のフェスティバル入賞者)
【野菜品評会部門】金賞=伊志嶺一之(ゴーヤー、上野)、砂川博昭(トウガン、同)▽銀賞=来間正博(ゴーヤー、下地)、下地博和(トウガン、上野)、平良恵福(タマネギ、城辺)▽銅賞=下地達也(ゴーヤー、上野)、国仲和男(インゲン、下地)、砂川康男(同、城辺)、国仲常夫(オクラ、上野)、山口修(トウガン、同)
【県農林漁業賞・園芸部門】砂川好徳(城辺)
【同・農山漁村地域活性化部門】野崎達男・幸子(城辺)