勝利目指し熱戦/ビーチバレー宮古島大会
3部門に103組出場/前浜できょうまで
日本ビーチバレーボール連盟公認の第18回ビーチバレー宮古島大会2017(主催・同実行委員会)が3日、下地の与那覇前浜ビーチを会場に2日間の日程で開幕。今回は男子2人制に13、女子2人制に10、男女混成4人制に80組が出場し、初日は開会式と各部の予選グループ戦が行われた。選手たちは仲間とともに勝利を目指し、熱い戦いを繰り広げた。
開会式では大会実行委員長の豊見山健児宮古島観光協会長が「観客を魅了するチームプレー、時には珍プレーなどで心に残る思い出深い、楽しい大会となるよう願っている」などとする大会長の下地敏彦市長のあいさつを代読したほか、県バレーボール協会の嶺井政安会長はビーチバレーが今年度の国民体育大会から正式種目となることを報告し「今大会で戦ったメンバーが国体の決勝で戦うようになるとうれしい。力を発揮して頑張って」と選手を激励した。
選手を代表して、宮古島出身の国原涼香選手と今大会女子2人制でペアを組む城間ちさと選手の2人が「勝負を楽しみ、正々堂々と戦うことを誓う」と宣言した。
各部の予選グループ戦は1リーグ3、4チームによる総当たり戦で行われた。日本ビーチバレーボール連盟のSまたはAクラスのいずれかに登録している選手のみが参加できる男女の2人制では高さのあるスパイクやブロック、体を投げ出すようにしてのレシーブなど力と技で競い合った。一般市民らも多く参加している男女混成4人制では選手たちが互いに声を掛け合いながらのチームプレーで勝利を目指した。
きょう4日は各部で残る予選グループ戦を行った後、勝ち上がったチームが決勝トーナメントで戦い、今年の覇者を決める。