男子2人制は畑辺・村上V/ビーチバレー宮古島大会
女子は坂口・幅口制す/混成4人制「この花ナーサリ」
第18回ビーチバレー宮古島大会2017(主催・同実行委員会)の2日目が4日、下地の与那覇前浜ビーチで開かれ、男女の2人制と男女混成4人制の決勝リーグが行われた。その結果、男子2人制は畑辺純希・村上斉ペアが、女子2人制は坂口由里香・幅口絵里香ペアが、男女混成4人制では「この花ナーサリ」チームが優勝した。
男子2人制決勝は畑辺・村上ペアと土屋宝士・井上真弥ペアが対戦。第1セットを21対14で先取した畑辺・村上ペアが接戦となった第2セットを22対20で競り勝ち優勝を決めた。
宮古島出身の平良伸晃は原田真緒とのペアで予選グループを2位で通過し決勝トーナメントに進出。準決勝で畑辺・村上ペアに敗退したが、3位決定戦で勝利し3位入賞を果たした。
女子2人制決勝では坂口・幅口ペアが、日本ビーチバレーボール連盟オフィシャルポイントランキングでは上位にいる熊田美愛・永田唯ペアに対し、21対16と21対18のストレート勝ちで栄冠をつかんだ。
男女混成4人制決勝は「この花ナーサリ」チームが「あゆりのぶらり途中下車」チームを21対16で下し優勝した。
畑辺は昨年、別のペアと男子2人制で優勝していて今回で2連覇となった。畑辺は「村上選手の体調があまり良くなかったが、悪いながらしっかりとプレーを合わせることができたので勝てたのだと思う。連覇でき安心している」との思いを述べた。村上は「終始、狙われるゲーム展開だったが、最終的には畑辺選手がまとめてくれ、優勝でき良かった」と喜びを表した。
過去に2度、女子2人制で優勝している幅口は「坂口選手とのペアは今シーズンからだが、自分たちより上のチームにも勝てての優勝となったので、収穫の多い大会となった」。坂口は「緊張する場面もたくさんあったし、自分の中ではまだまだ課題がたくさんあるが、結果を残せたことは一つの自信につながると思う」とそれぞれ語った。
各部門の優勝チームには20万円、準優勝チームには10万円、3位チームには5万円の賞金が贈られた。
各部門の上位結果は次の通り。
【男子2人制】優勝=畑辺純希・村上斉▽準優勝=土屋宝士・井上真弥▽3位=平良伸晃・原田真緒
【女子2人制】優勝=坂口由里香・幅口絵里香▽準優勝=熊田美愛・永田唯▽3位=奥野由・沢目繭
【男女混成4人制】優勝=この花ナーサリ▽準優勝=あゆりのぶらり途中下車▽3位=ゲストハウスとぅんから