来月22、23日開催/宮古島夏まつり
歩行者天国や大綱引きなど/パレードは実施せず
宮古島夏まつり実行委員会(実行委員長・下地義治宮古島商工会議所会頭)は5日、今年の宮古島夏まつりを7月22、23日に開催することを決定した。例年同様、ミス宮古島発表会や東西大綱引きなどを予定。2日間行われる歩行者天国はこれまで通り西里、市場、下里の3通りで行う。パレードは実施しない。
まつりは、子どもから大人まで楽しめる真夏の行事で、観光客誘致に向け「美ぎ島宮古」を県内外に広くPRすることを目的に、毎年開催している。
初日は豊年祈願祭で幕開けし、歩行者天国、ダンスパフォーマンス、ちびっ子駅伝大会、カラオケのど自慢大会、極真会館宮古同好会演武、ダンスパフォーマンスなど。
2日目は、フラダンス、ミス宮古発表会の後、大綱引きでフィナーレを飾る。
パレードは、2年前に市制施行10周年と宮古島商工会議所設立40周年を記念して10年ぶりに復活。昨年も行われたが、今年は取り止める。
実行委のメンバーからは「パレードがなければ寂しい」という声も上がったが、事務局は「予算面で厳しい」とし、毎年開催ではなく、節目を記念しての開催を検討する。
予算案は308万5000円で、前回決算に比べ約120万円の減。
実行委は、夏まつり開催に当たっての大きなネックは「運営資金の捻出」だと指摘。現状では、協賛企業からの支援なしでは運営は厳しいことから、資金捻出を課題に挙げた。
また、安全面から警備体制の充実が必要とした。