文化活動の拠点に/未来創造センター
完成予想図お披露目/来年末に供用開始へ
宮古島市の「知の殿堂」として、現在工事が進められている図書館と公民館を併設した「市未来創造センター」の新たな外観と内観の完成予想図がこのほどお披露目された。多目的ホールや市民コーラルプレイスのほか、学習室や専門書架エリアなどその内観は近代的な雰囲気で広々とした空間が広がった完成予想図となっている。同施設の総事業費は約億円で、来年12月の供用開始を目指している。
同センターは旧宮古病院跡地に現在建設中。3階建てで、建築面積は7705平方㍍。延べ床面積は1万2203平方㍍となっている。
図書館には、新聞・雑誌コーナー、一般開架スペース、調べ学習コーナーなどを整備。蔵書数は約15万6000冊を予定している。
公民館には多目的ホールや研修室、創作室などを整備する計画だ。
1階には、地域資料コーナー、インターネットコーナーなどが設けられる予定。
2階には、コーラルプレイス、和室などが設けられるほか、3階には、学習室や専門書架エリアとなっている。
また、多目的ホールは300人が収容できる大きさとなっている。施設の駐車スペースは250台程度を見込んでいる。
それぞれのフロアとも、これまでの図書館のイメージとは違い、広々とした空間が広がり、使いやすく、開放感のある雰囲気となっている。
3月に行われた同施設の地鎮祭で、下地敏彦市長は「知識の殿堂」「文化の中心となる施設」として子どもから大人まで、多くの市民が利用することを呼び掛けた。