オクラを食べよう!/JA専門部会
1袋50円の特価で販売/消費拡大、地産地消狙い
宮古島産のオクラを広くアピールしようと、JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会オクラ専門部会が6日、あたらす市場でキャンペーンを開いた。目玉はオクラ1袋(約100㌘入り)50円の特価販売。多くの市民が新鮮なオクラを買い求めた。
「6月6日」は「オクラの日」。「ぬるぬる」の宮古方言「ムツムツ」の語呂合わせで専門部会が独自に決めた。オクラのPRと消費拡大、地産地消が狙い。
開始セレモニーで浜川正信部会長は「宮古島でのオクラは年々生産拡大し、右肩上がりだ」と県内有数の生産地を強調。「産地のブランド化に向けて、今後も部会員が一丸となってさまざまな取り組みを展開していきたい」と述べた。
県宮古農林水産振興センター農業改良普及課の名嘉眞清美課長と市農政課の松原直樹課長もあいさつに立ち、専門部会の取り組みを高く評価。生産振興に向けての支援を約束した。
副部会長の久保弘美さんの宣言でキャンペーンがスタート。すでに販売コーナーを取り囲んでいた買い物客は一斉にオクラをつかみ取り、買い物かごの中に勢いよく入れていた。
あたらす市場前を偶然通りかかったのは埼玉県から観光で訪れていた中野陽子さん(46)。大好きなオクラのキャンペーンとあってすぐに入店し、新鮮なオクラをどっさり買った。
キャンペーンのために用意されたオクラの南蛮漬けや天ぷら、ケーキなども試食。「普段は茹でて食べているけど、こんな料理があるんですね。家でもやってみたい」と笑顔だった。