正しい歯磨き学ぶ/来間小
親子ブラッシング教室
来間小学校(砂川茂和校長)で8日、毎年恒例の「親子ブラッシング教室」が行われた。教室には、全校児童7人とその保護者が参加し、岡村歯科医院の岡村英人院長から、正しい歯みがきの方法や虫歯予防について学んだ。
虫歯の予防のポイントについて岡村院長は、1回のブラッシングの時間は15分程度しっかり磨くことを呼び掛けた。
また、虫歯の原因として▽砂糖▽歯の質▽プラーク(歯垢)-の三つの要素を紹介した。
虫歯の予防法については▽おやつの工夫▽歯みがき▽歯の質を高める-を上げて、虫歯にならないために注意すべきことを児童と保護者に説明した。
おやつについて、岡村院長は「おやつはだらだらと時間を決めずに食べ続けると口の中の環境は虫歯になる可能性が高くなる。決まった時間に食べることで口の中の状況は虫歯ができにくい環境になるので、おやつの食べ方も気をつけてほしい」と呼び掛けた。
児童たちは、普段よりも長く、丁寧に歯みがきをした後にカラーテスターによる染め出しで磨き残しを確認。
ほとんどの児童が想像以上に汚れが残っていたことから「全然みがけていない」「まだ汚れがいっぱいのここっている」などの感想が聞かれ、正しい磨き方についての指導を受けた。
同教室は、正しい歯みがきの方法を学習し、定着継続を図る▽保護者が正しい歯みがきの方法を知ることで、家庭で子どもへの指導ができる▽「歯みがきの重要性」について保護者の意識を高めることで、子どもの虫歯予防につなげる-ことを目的に毎年実施している。